本職、総長です。
クール系総長と超天然系少女の爽快ストーリー!
とある喧嘩っ!
世の中には、隠れヲタなどはいると思うが、隠れ総長はいるだろうか?
私立暁高校のとある昼休みでは、激しい喧嘩が勃発していた。
「テメェー、なにすんだよ!」
「はぁっ⁈喧嘩売って来たのはそっちだろーがぁ!」
「ふざけんなぁぁぁ!」と、その時であった。
喧嘩していた少年が明らかにキャップの空いているペットボトルを相手投げ出した!
そのペットボトルは相手には当たらず、その奥の白銀の髪をした少年にぶち当たった。
誰もが唖然とした。
白銀君の本性っ!
誰もが唖然とした。
白銀の髪をした少年がずぶ濡れとなった。
その白銀の髪をした少年はスッと立ち上がった。誰もしゃべりかけたことはなかった。非常にミステリアスでイケメンであったからだ。
「あーあ、全身ビチョビチョだなぁ、まぁ、いいけど……」
「わ、悪りぃ!」
「けど、この本が濡れたのは許さないよ」と密かに笑みを浮かべる。
「この本はね、数少ないだ、もう作者は死んでるし、ネットでもあまりで回ってないんだ、僕も一昨日やっと手にいれたんだ。」
「本当に悪かった、でも本は乾かせば、読めるだろ!」
「だから何だい?君ら三下の喧嘩の産物がこの濡れた本でいい理由がどこにあるんだ?」
「三下っ⁈本濡らしたぐらいで粋がってんじゃねーぞ!白髪やろぉーが!」
「そんなことしか言えないから、三下何だよ分かるかい?」
「ぶっ殺す!」と言った本を濡らした少年が白銀の髪をした少年に殴りかかった。
でも、白銀の髪をした少年は、軽く右にかわし右手で容赦なく目潰しをしてから、相手の頬に向かって裏拳をかました。
本を濡らした少年は、1mぐらいぶっ飛んだ。
誰も止めることはできなかった。いや、できなかったんじゃなく、する時間が無かった。誰もあんな早業は見たことはなかった。
「明日から、君の戸籍はなくなる、喜べ」
本職、総長です。
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