僕の失恋シンフォニー

君のバイオリンが奏でる
シンフォニー
それは客席にいる僕の
ファンタジー

クラシックのコンサート、
別に聞きたくなかった
君がくるの知らなかった
始まる心臓のビート

バイオリンのソロ
君が首に挟んだ楽器から
流れる君のココロ
一度つかんだら、もう離さないから

君に告白しよう、それは
プロフェシー
鏡の前で髪を撫で付ける、僕の
ストラテジー

楽屋にノック
ドアが開く、ノーロック
君の名前を大声で呼ぶ、
いない、生命反応、ネガティブ

君が向かうは別の世界
とどかない僕の切ない愛
またあえるかのかなと悲しくなる
最初の失恋、始まる前に終わった。

君を演奏を聞く人たちに感じる
ジェラシー
またあえるよね、だってこの世界は小さな
ギャラクシー

僕の失恋シンフォニー

読んでくれてありがとうございました。

ライム(rhyme)を日本語でしてみようとしましたが、難しいです。

_MariaN_

僕の失恋シンフォニー

コンサート中の初恋と失恋をテーマにした詩です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-06-03

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