ますかれーど

たくさんいただいた物をありがとう。

今日はたぶんお祭りで

あたしはひっかいた

手のひらを見せるのが怖くて

あたしはひっかいた

乾いた唇を

敗れた瞳を

穴の空いた靴底を

それらは

元々あるはずの形があったのだ


地獄に堕ちるだろうか

なにか良くないことがあったとするなら

本当に正直なこと、それだけである



世の中の需要と供給曲線はうまいようにできていて
欲しいときには手に入りにくいようになっている。

あたしはどこまで見ることができるんだろう。



いま望む未来の自分に少しでも近づく事ができたなら

それだけで大成功なのだ。

ますかれーど

ますかれーど

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-06-03

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