Ending which you choose?  Ⅰ

第一章 物語の始まり

和里「ここは…何処…?」
私は亀井和里(かめい なごり)は見知らぬ洋館の前に立っていた。
周りは木々で覆われ、洋館以外何もない。
何故ここにいるのか、どうやって来たのかわからない。気が付いたらこの洋館の前に立っていた。
辺りは暗く道があるのかすら分からない。
‐とりあえず、ここが何処なのかこの家(洋館)の人に聞いてみようっかな…‐
和里は洋館の大きな門をくぐり、進んで行った。
‐大きな扉…どんな人が住んでいるんだろう…‐
チャイムを鳴らすとその扉が開いた。
和里「あの…」
?「お待ちしてました、和里様」
和里「えっ…」
そこに立っていたのは燕尾服を着た男性だった。
和里「あの…お待ちしてましたって何のことですか?」
和里はいきなりの対応にどうしてたら良いか分からない。
?「招待状を届けたはずなのですが」
‐招待状?‐
和里はいつの間にか招待状を手にしていた。
招待状の中身は
『亀井和里さま
貴女をわが館へ招待します。
グラン・ターナー』
‐このグラン・ターナーが家の主なのかな?‐
和里「あの…貴方は?」
?「私はここの執事をしております鮎川耕作と申します。行きましょう」
耕作は和里を中へ招き入れようとした。
和里「あの…」
耕作「なんですか?」
和里「ここは何処ですか?」
耕作「グラン様のお屋敷です」
和里「はぁ…」
‐そういうことを聞いてるんじゃないんだけど…‐
和里「あの…グランさんは何故私なんかを?」
耕作「申し訳ございませんが、『さん』ではなく『様』とお呼びください。このお屋敷の主ですから」
和里「ごめんなさい」
‐偉い人なんだ‐
和里は一つの部屋についた。
そこには、映画で見るような長いテーブルがあり、その先にはグラン・ターナーが座っていた。
グラン「ようこそ、和里」
和里「初めまして、グラン様」
グラン「様なんかよせよ、それと敬語も堅苦しいだろ。あっ…それともそこの執事にでも言われたか(笑)」
グランが笑いながら話していると、耕作が深々と頭を下げ
耕作「申し訳ございません。勝手ながら…」
グラン「良いって、お前らしい」
耕作「しかし…」
グラン「気にすることではない」
グランは和里のもとに来ると
グラン「和里、今日は君のためにディナーを作ってもらった。一緒に食べないか?」
和里「はぁ…」
グランに手を引かれ他の部屋に移った。
今度の部屋はまるでパーディー会場の様な場所のような所だった。
一つのテーブルがありそこに座った。
少し待つと料理が出された。
グラン「彼は料理人のシン・スペンサーだ」
シンは深々と頭を下げた。

Ending which you choose?  Ⅰ

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更新日
登録日
2013-02-20

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