胃もたれ

昔書いたノートの走り書きを見て
答えを教えられるってことがよくある。

世の中はなんて面白くできているんだろうなぁ。



内なる自分からは常に疑問が沸いてきて
そんで答えはそこら中に落ちている。


ふと立ち寄った古本屋の本の中に

明日はがされてもおかしくないチープなポスターのキャッチフレーズに

どうしても好きになれない同僚の生き様に

道端で一瞬声をかけてくるのキャッチのおにーさんの服装に

リンク先のリンク先のリンク先の、書いたのが男だか女だかも分からないプログの一行に



カチッとはまるように
答えが見つかることが
たまに、ある。


大切だとおもってるものがそうであるとは限らないしねぇ。


子どもが遊ぶようにそこらじゅうから学ぶのは楽しいと思った。


だけど あまりに発信してる量の多さに
見失いそうになるなぁ。
全てに人の手が思想があまりに隅々まで行き届いていて
具合悪くなる。


ご飯を食べるような
買い物をするような
恋をするような
そんな満たし方は、時々胃もたれをおこします。
美味しいからって珈琲を飲みすぎた後みたいに
ムカムカするけどカフェインの所為でハイテンションみたいな
そんな感じになってしまう。
ものすごく楽しいのに気持ち悪くてぐぇって。



おなかいっぱい食べた後
ぶわーーっとエネルギーになって
それから吸い尽くした情報がクリアーになると
またいろいろ、沸いてきたりするんだけどね。

胃もたれ

胃もたれ

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-06-01

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