1995.08.05

真夏の昼下がり

夏を待ち焦がれていたあの頃を呼び戻して

溶けて 流れて 地面に吸い込まれてしまおう

プールの帰り道

ヒリヒリする肘にビニールバッグを掛けて

ミンミン蝉の合唱を浴びながら

あの子と食べた アイスクリームのように

1995.08.05

1995.08.05

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-17

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