なんでやろ?

わたしが、犯した失敗

この世の中、不平等だよね。

いつも、思う。

なんで、あんな子が?

ってね。

いくら、私が、みんなに好かれようとしても、
無駄だった。

いつもそう。

大事な部分を、失い、私は、いつも後悔する。


みんなに嫌なときでも、笑顔を振りまいて、

馬鹿みたい、私。
って思う。

でも、仕方がないじゃん。

そうするしか、なかった。


小学生のころ、

6年間、親友というものが、できなかった。


親友が、ほしかった。

だけど、無理だった。


仕方がないよね。


今もそう。

友達は、いる。

でも、親友じゃない。

私、人を信じられないからね。


それは、中1のころ。


私は、バレー部に所属していた。

1年生は、6人、
2年生は、1人という、少ない人数だった。


私が、いけなかったんだけど、

バレー部の子と、
バレー部の子の悪口を、言ってしまって。

こき使われたり、

いつも、みんなになめられてた。


だからなんだけど。


ある日、朝練に行ったら、誰も口を聞いてくれなくて、

なんで?

と思った。


友達が、悪口のこと、ちくったんだって。

びっくりした。

その子には、
心を許していた。


そこから、もう、人を疑うしかなかった。



もう、どうしていいか、わからない…。

なんでやろ?

なんでやろ?

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-17

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