日の当たる場所で・・・。 第2話
友達
電車に揺られて30分。
まーちゃん(月夜見真魚)と話していると、あっという間に時間が過ぎてしまう。
「やっと学校ついたーー」
「そんなに長くないでしょ」。
まーちゃんはちょっと大袈裟な感情表現をする
でも私はまーちゃんのそんなところも大好きだ♡
「じゃあねみっちゃん。休み時間にまた来るねぇー」
私とまーちゃんは、別々のクラスだ。
私が3-2組 まーちゃんが3-3組
毎休み時間に会ってるから寂しくはないけど、
ちょーっと教室にウザい奴がいるんだよねぇー。
来た・・・。
「おっはよー!!谷川!!」
この男は西木ノ輝(にしきの あきら)
成績ダメダメ。運動神経は紅葉丘学校の中では1番良いらしい。
一部の女子からはとてつもなくモテている。
しかし、わたしのとっては邪魔だ。
いつもいつも私にかまってくる。
「はぁーー。」
「どうした谷川?ため息なんかついて、ご機嫌斜めだなぁ??」
「朝からあなたに話かけられたからね。」
「なんだとぉ!」 「ップイ!!」 「あっ!!無視するなぁ!」
西木ノとは毎日こんな感じだ。
でも、一応大切な友達だ。
あと一人よく話す友達がいるけど
今日は来てないみたいだ・・・。
「風邪かなぁ?」 「谷川??なんか言った?」
「うっさい!!あんたに言ってない」 「なっ!!」
to be continued...
日の当たる場所で・・・。 第2話