ローリンズ・デイズ

白い所

目を覚ますと、そこは夢の中だった。
別に頬をつねったわけでもないが、なんとなく、夢だと思った。

真っ白の何処まで続いてるのかも分からない、
何もない大きな空間に、

俺は居た。

なぜここにいるのか、とにかく何も分からないくせに冷静だった。
冷静…なのか?
いやこれは冷静というより、安心に近い。
何処か心が安らいだ。

ここが何処か、なんなのかも分からないのに。
覚めると分かっているからか?

なぜ安心するのだろう、
そして、この、懐かしい感じは

なんなのだろうか。

ローリンズ・デイズ

ローリンズ・デイズ

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-12

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