1995.12.06

最後にあなたの笑顔を見てから

季節は一巡りを過ぎたけれど

今でも はっきりと 憶えているよ

笑顔だけじゃない

泣き顔も声も細い腕も

全部私の中にプリントされている

こんなに早くあなたを連れ去っていった

意地悪な天使達を恨めしく思うけれど

あなたに出逢わせてくれたことを

神様に感謝している

季節がどれだけ過ぎても

あなたは私の中から決して失われはしない

褪せることのない笑顔できっと

私を力付けてくれるよね

1995.12.06

1995.12.06

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-12

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted