白い
らくだに乗ってゆらゆらゆらゆら
あなたの所に向かう途中。
月は確かに導いてくれているけど
あたしのらくだは頼りない足取りで
初めてのように
冷たい砂の上 を
手探りですすむんだわ
全てを、消す事は難しいね。
幸か不幸か
ここでは全てが砂に埋もれてる。
分からなくなってしまう。
とっくに
手に触れているのに
それすら感じられないわ
初めてならいいのに。
でも、それなら惹かれなかった?
白い