W.E.L

まだ若輩者ですが温かい目でみてください

T.L

この世界はいつ変わったのだろう……



今は西暦2076年
第三次世界大戦勃発中
人類は人口の半分をなくした世界である
人々は奴隷を奪い合い
アフリカは植民地として変わった
日本は自衛隊が崩壊
SATも出動したが生き延びたのは数人程度
飢え死にする人も増え日本も壊滅状態
この戦争は食料、石油、レアメタルの急激な激減により車は使えず、飢えて死ぬ人が増えた
そこで国は田んぼ、畑の土地を増やし民間人に仕事を強制し
科学の進歩のために政府が莫大の金をつぎこんだ
しかし
使える土地の土は硬く米などはなかなか育たづ
科学の進歩は期待できなかった
そこで他国から技術を奪おうとした国々が
争いだしやがて世界を巻き込んで戦争へとつながった………



1月17日
「…きろ!朝だぞ!」
伊藤高貴はアサルトライフルを抱きながらねていた
「んんぅ〜へ?お前だれ?ここどこ?」
高貴は目を半開きにしながらきいた
「寝ぼけるな」
彼はそういいながらハンドガンのグリップを向けて渡してきた
そうだこいつは阪上尚登だ
しかし毎回思うがコイツはデカイ
「でさぁ~尚登こんな朝早くにどうしたの?」
自分の右手をゆっくりと見ると時間は5時45分だった
また眠ろうとすると尚登は真剣な目で話してきた
「さっきF22ラプターが3体ほど通った音がしたからな。少し場所を移動しようとおもってさ」
そういいながら大きなバックとテントのふくろを整理している
高貴はそれを見て整理を始める


しばらくたつと整理は終わり周りを見るとなんにもない荒地だと気づいた
時間は7時を時を回っていた
「時間かかったな。そろそろいくぞ。ついでによる場所あるからな」
といい荷物を持ち上げ先を急ぎ足であるいている


「ついたぞ」
「ここ?」
「そうだ」
1時間歩いてついたのは小さくボロい一つの家だった
高貴と尚登はその家に入っていった
家の中は汚く、食器は割れ、タンスは倒れ、窓ガラスはすべて割れて家の中はカビ臭い
「ここでいいんだよな?」
高貴は鼻をつまみながら聞いた
「大丈夫だって」
といい自慢気な顔で先を進む
そして先を少し進むと尚登は立ち止まった
「ちょって待ってろ」
「?」
すると尚登はなにかブツブツ言い始めた
30秒ほど経つと下ににあった床が開き階段がでてきた
「よし!行くぞ」
「なにこれ?」
高貴は尚登についてゆき階段を降りてゆくとやがて白い扉が見えた
「じっちゃん入るぞ〜~」
尚登はそんなことを言いながら扉を開けた
高貴は扉の向こうを少しみると逃げ出そうとした
「おい!高貴にげるな!」
「いやだってさぁ〜」
尚登に無理矢理入れられ中を見ると真っ白でみたことのない物が大量にあった
観察しながら奥に進むと1人のおじさんがデスクトップを見ながら何か作業をしていた
「久しぶり、じっちゃん」
するとおじさんは作業をやめ振り返った
「孫よ久しぶりじゃの~」
おじさんは会話から尚登の祖父だという事がわかった
「で隣の若いのはだれじゃ?」
「こいつは伊藤高貴。おれの友達だ。このおじさんはおれのじっちゃん阪上透だ」
「よ、よろしくっす」
高貴はそういいながら頭を深くさげた
「じっちゃんそれはどうでもいいんだけど銃弾ちょうだい」
「イいぞォ〜とりぁえずそこの席すわつて待てロー」
ずいぶん変わった口調の人だった

20分ほど待つとおじさんが来た
「すまんの〜なかった………」
尚登は開いた口がとじなくなっていた
「まいで(マジデ)?」
尚登は口を閉じようと必死だった
「だが心配することはない。これをみよ!」
おじさんはと白と黒のハンドガン4丁、黒色のアサルトライフル2丁、茶色のライフル1丁をもってきてきた
「じっちゃんこれただの銃じゃん」
尚登は呆れた顔でおじさんを見る
「これはただの銃じゃないぞ孫よ。これは………なんだっけ?」
おじさんは歳のようだ
「そうだ!思い出したぞ!レールガンだ!」
「へ〜~………」
尚登と高貴はわからなそうな顔をしている
「いわば電気銃じゃ!見えないと思うがいたるところに太陽光パネルがついていて銃に電気が補充されるようになっている。あとはトリガーを引けば最高雷の1.5倍ほどの力がでるぞぉ〜ちなみに威力を調整することができスタンガンほどの力にもなる代物じゃ!ハァーハァー……」
おじさんは話疲れようで息をきらしている
「ありがとうじっちゃんそれじゃあ〜すこしもらってくよ」
すると尚登は今持っていた武器をすべて捨て
新しい銃をバックにいれた
「よし!行くか!」
尚登は、おじさんにあいさつをして外にでていった
高貴もおじさんに礼をいい外にでた

外に出るとそこには黒人の軍人らしき人がたくさんいた
尚登と高貴はばれないように逃げようとしたが1人の黒人に気づかれ銃をむけられる
「多分気づきかるたよな………」
高貴はじいさんにもらった銃を2丁とり尚登にそっと渡した

W.E.L

W.E.L

西暦2076年第三次世界大戦勃発中 人口の半分がなくなり奴隷を奪い合う最悪の時代で二人の若者が旅をする物語

  • 小説
  • 掌編
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-07

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