なじみ
いつも欠かさず潰していた虫が、今日は既に潰れていた。
誰が潰したのだろう、黙って勝手に潰してしまうとは、何て酷い奴だろう。
今日の所は仕方がなかったので、その場で眠りについた。
その翌日、虫はまた潰されていた。
誰が潰したのだろう、黙って勝手に潰してしまうとは、何て酷い奴だろう。
今日の所は仕方が無かったので、そのばで眠りについた。
その翌日、虫は潰されていた。
誰が潰したのだろう、黙って勝手に潰してしまうとは、何て酷い奴だろう。
今日のところでは仕方が無いので、虫を丁寧に復元し、その場で寝た。
その翌日、虫は目の前にあった。
誰が潰したのだろう、黙って勝手に治してしまうとは、何て酷い奴だろう。
翌日では仕方が無かったので、寝た。
その翌日、虫は目の前で寝ていた。
誰が治したのだろう、黙って勝手に潰してしまうとは、何て酷い奴だろう。
その日は薄ら頓珍漢だったので、眠った。
その翌日、虫が死んでいた。
誰が治したのだろう、黙って勝手に治してしまうとは、何て酷い奴だろう。
その月は諦めて、死んだ。
なじみ