shi
kisei
あなたとあなたは離れた 背景にはつるつるとすべる
あなたとあなたのあなたが この目に映る
白く晴れた公園の 噴水の中を走っている
動くこのないように 動き回る、五月のようにみえる
あなたとあなたは僕を 山へ連れてってくれた
三人のちょうど間で 小さな気泡ができる夜だった
あなたは 大きな樽を自慢した、座るたびにずれる
あなたはいつも小雨のように 大事なことを呟いた
あなたはまだ 僕が知らないあなたと暮らすのだった
生き急いだとコーラを飲んで カエルのようなゲップをした
外が降りしきるとき よく一緒に過ごした
また身長が伸びたかと 尋ねてみたかったが
どっちでもいい質問を 選ぶように捨てて
意味もなく鼻で笑うと あなたの鼻も鳴る
あなたはいつも散らかって 忙しそうにしている
いつもたいして忙しくもないのに 寝癖
きっと船は揺れている あなたの心はいつも
見え隠れしていて それは忙しいだろうけど
それには見えないふりをして きっとドギマギしている
イージーな生活を 僕たちは受け入れたつもりで
夜に散歩した 小さな光と考えことをして
あなたに会いに行った
あなたと あなたと あなたも もちろんいた
忍び込んであなたの 目の前に立って
こうやって大人の目を盗んで集まった 永遠が
じりじりと耳鳴りみたいで ここにはあるわけがなかった
別に話そうとしないあなたらしさで
僕たちがからまるように 声にして
どういうわけか それだけで楽しいことは線になっていく
僕は一人になって 実家の便座が高くてびっくりする
飼い猫とじゃれあって 手の甲に傷がいくつもできる
毎日こんな手だった 爪のあとが赤く柔らかい
shi