事故虫
世の中には沢山の事故物件がある。
その中でも最も恐ろしいものは、事故虫という、
まあ物件というか
虫である。
わたしの回りには、そのような虫がうじゃうじゃといるのだ。
どんな虫かというと、自己中とほぼ同じ性格だと思ってもらえれば良いだろう。
それが虫なのだから厄介である。
高校一年の時に初めてお会いした。
下着などの洗濯物の中にそれはいた。
知らずに着たら、チクチクして痛かった。
始めはアリか何かなと思ったが、今振り返るとあれは間違いなく事故虫の仕業だ。
それからというもの、わたしの生活はガタガタになった。
わたしの人生の悪シデントはすべて、この虫に食い荒らされてしまった。
事故虫