『間違いの美しさに酔う』
事実と真実は違うの
だから誰もアタシの視線に気づかない
『間違いの美しさに酔う』
ただのエラーだったと言い訳ても
心の中の嵐はまだ吹き荒れてる
恐ろしい裏切りさえ美しく
アタシは今も貴方を想う
ほんの少し言葉を交わしただけ
ほんの一瞬目と目が合っただけ
それだけで永遠に信じてしまいそう
夜色の瞳に射抜かれた時からずっと
何をどうすれば良かったのかは分からない
だから周りに合わせて憎んだ振り
その裏で貴方の逃亡を画策してた
ただ自由でいて欲しかったから
これは紛れもなく悪事であり
アタシは糾弾されない裏切り者
鼠のように暗い道を走り抜ける
貴方にさえ知られぬように
この世に光があるというなら
それは貴方に降り注いで欲しい
暗闇からじっと見つめるアタシには
最後まで気づかなくてもいい
間違いだと指摘されたなら
胸を張って言いたいくらいよ
間違いだなんて承知の上
アタシは絶対恥じたりしない
星のない夜空にも希望はある
それを貴方に知らしめたいの
アタシみたいな小さな星でも
砕ける時はきっと綺麗よ
美しい闇の中で目を閉じれば
あの日の貴方が見える気がして
アタシはどこまでも間違え続ける
微かな希望にでもなれたらいいと
「最後まで酔えるならそれでいい」
『間違いの美しさに酔う』