誰もいらないから
近づけば刺しあってしまうから
嘘をつくんだよ
たとえば何もかもうまくいって
共に生きられたとしても
食器が割れるたびに
雨に打たれている気分になるの
名前でさえ
すぐには思い出せなくて
それでもまだ忘れてはくれなくて
駅前の喧騒や
隣家が壊れていく騒音のなかでは
誰も居場所を見出せないから
わたしがいなくても
あなたの周りで
電車の遅延が起こりませんように
そんな当たり前の奇跡を信じて
もう探さないで
触らないで
サイレンやクラクションに気が付かないで
誰もいらないから
近づけば刺しあってしまうから
嘘をつくんだよ
たとえば何もかもうまくいって
共に生きられたとしても
食器が割れるたびに
雨に打たれている気分になるの
名前でさえ
すぐには思い出せなくて
それでもまだ忘れてはくれなくて
駅前の喧騒や
隣家が壊れていく騒音のなかでは
誰も居場所を見出せないから
わたしがいなくても
あなたの周りで
電車の遅延が起こりませんように
そんな当たり前の奇跡を信じて
もう探さないで
触らないで
サイレンやクラクションに気が付かないで
誰もいらないから