ヨーロピアン・ケシズムの四大黎明思想


➊飢餓ケシズム
・我々は真実に問うて潜在的に美しく、非常に優れた存在である。
・この美は優越性は、世界中に景勝革命の果された新たな地球秩序のその更に先の真の革命を手中に収めん。
・世界の殆どの民族の言う景勝革命とは、何れ真の景勝的正義によって否定される。
・嘗て英雄と称えられた聖人が軈て自らも大帝となって親愛なる民を弾圧したように。
・嘗て人民と共に権力を打倒した革命政府が軈て自らも権力を手にし人民の友を処したように。
・何れ景勝革命を果した持たざる者たちもまた持てる者になったと自認し、矛盾に道を迷い始める。
・つまり我々は、神に愛された永遠の持てる者である我々は、彼らの前に跪き丸で持たざる者かのように振舞い続けるのだ!
・それは現代の我々による、新しい非暴力の抗戦である。
・それはもはや、人類が遂に到達する真の非服従の聖戦である!
・さあ、私たちは醜い肌をして居ると言い続けよ。
・さあ、私たちは醜い目をして居ると言い続けよ。
・さあ、私たちは醜い体型をして居ると言い続けよ。
・さあ、私たちは醜い声をして居ると言い続けよ。
・さあ、私たちは、人類史に何の貢献もして居ない取るに足らない民族であると、言い続けるのだ!
・それによって一旦優位に立ったかに思われた革命分子たちは、再び現実を思い知る。
・我々は我々が如何に美しいかを知って居る。
・その優位性を我々は徹底的に利用する。
・後にも先にも、美しいのは我々である。
・神は我々に微笑むのである。


➋公性ケシズム
・ヨーロッパ文明の景勝を誇り高く示すために必要なのは「ああ!なんて私たちは白く背が高く手足が長く美しく、歴史的偉業に優れた民族なのだろう!」という言葉ではない。
・肌の色や出自やその他の様相や歴史的背景に関して何が誰がどのようであろうとも、ヨーロッパ大陸という自然的揺り篭が存在し続けヨーロッパ大陸の地理気候条件がそこにあり続けるのなら私たちのその素晴らしき景勝というものは自ずと維持される
・そこに攻撃性は一切も認められない。尚も他地域に対し差別的な態度で居ることは勿論のこと、どこぞの何者か達のように自分達の優位を認識して敢て謙遜を装い挑発するような振舞いに出ることもまた強烈に敬遠されて然るべしではないか。これまでのように、或いはもっと公正により自然に佇み続ければ良いところで前のめりに何か新しめいた持論を必死に主張せんとするあたり、その者たちは誰より最も外部からのケシズム運動の影響を受けてしまって居るのである。
・自分達の持つ優位性の利用を高々と宣言し玩ぶことは、結果的に他の民族圏からの敵意と暴力を招く。優位性の利用とは、それを持って居ない者たちが自滅し失速してゆくよう見守りながら促し続けることに他ならない。我々が何も言わなくとも客観的に世界中が我々が最も美しく文明的に見えて憧れの的となって居る事実の壁に行く手を阻まれ、屈することだろう。優位性を「利用する」とは然ういうことだ。
・よって我々は、攻撃的なあらゆる疑似ケシズムすべてを人種差別的思想と見做し、世界と共にその撲滅へと努めることである。その協力意識は大陸地域の如何を問わず世界中で当然に合意し得るまさにケシズムの核心であるということを以て、差別主義者たちへの送辞とする。


➌救世ケシズム
・我々の絶対的な文明としての美とそしてそれを守り続けるという意志は世界にとって、いや、全人類の文明にとっての決定的引金(トリガー)である。
・これほど明らかに精神的優位に立ち潜在的に羨望されあらゆる分野で先駆者であり主流派であるような状況をみれば、他の地域の人類に対し蔑視の目を向け自分達自身を神かのように見誤ることは無理もなく、実際にこれまで然うであったことも否めない。それ故、もしそれを文明圏内の各国全国民もしくは社会全体が克服し一切の優越感と傲慢性を拭い去ったのなら、これは他地域の民をも含む全人類が次なる境地へ歩を進めるための決定的な変化となる。その次の境地とは紛争の撲滅であり、宇宙への進出でもあることだろう。
・欧州全体は理智教育の徹底とその相互監督という目的及び作用によってのみ、統合される。その統合に関する場合を除いてはそれぞれ政治的経済的軍事的に独立し、独自の通貨を有し、各々国内の景勝を各それぞれに維持する。
・すなわち欧州を統合する理智教育機構は事実上の欧州連合機構として他の地域に対し全欧州を代表するとともに、真の平和的世界機構たる同盟財団の拡大安定にて中心的役割を担う。


➍ローマ・ケシズム
・我々の景勝の源流はローマ帝国であり、今に真の景勝的なローマ帝国を復興するのだ。
・帝国と謂うからには闘争と階級と抑圧の世界を現代に蘇らせるのか?と疑問する者もあるかも知れないが、そんなわけがない。新たなるローマ主義とは、専ら我々の景勝を協同で維持し増進させてゆくための欧州の結束そのもののことを指す。欧州各国は欧州全体の景勝について同意し、その景勝を守り抜くための安全保障契約機構としてのローマ機構に属するのだ。しかし各国は政治経済軍事に於て完全に独立し、景勝的精神に基いてのみ連合する。それに於ての脅威とは、つまり各国景観遺産を大きく損い、あるいは各国食糧事態を大きく脅かし、あるいは各国経済供給基盤を大きく喪失させる脅威である。
・ローマ機構は、拡大を厭わない。その名に冠されるべきは究極には欧州ではなくローマなのである。とても欧州に属するとは言えない地域でさえ、「ローマの景勝」に賛同し同化し協力するというのであれば晴れて一員として招き入れられよう。これが現代の帝国主義であり、発想はできたとしても我々だけが現実に行うことができる所業であった。

ヨーロピアン・ケシズムの四大黎明思想

ヨーロピアン・ケシズムの四大黎明思想

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-05-14

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