電車の君

あてんしょん


意味の分からないSSです。それを許してくれる方のみでお願いしますね。

あと、感想とか頂けたら嬉しいです!!

君は多分気付いていないよね?
私がきみを見ていることも、君を知っている事も…

いつも電車がおなじで、ハンカチを拾ってくれたこともあった。毎日見ているだけなのに、いつのまにか気になるようになってた。


二日の時がたった、今日は君はいなかった何度みてもあの席に君は居ない……

「ねぇ、君が優衣ちゃん?」

電車を降りると後で声がした。振り返れば見知らぬ人、でも君と同じ制服だった。

「…はい?」
「これ、優衣って子に渡してほしいって頼まれてさ。」

そういって、白い封筒を差し出される。

(手紙?)

「あ、ありがとうございました。」
「じゃあ、ね。」
遠くなる背を眺めて、最後の複雑そうな顔を気がかりに思いながら手紙を開ける。


俺のことは、君は知らないと思います。
いつも、車両が一緒で勝手に見ているだ
けだったので。変ですよね…
(えっ?)
俺は、この先の人生があんまり残ってい
ないみたいなので手紙を書きました。
(どういう事?)
もしも、会えなくなると分かっていたら
もっと早くに声をかけたかったと後悔し
ています。
(嘘っ…でしょ?)
最後に、君の事をーーーー。


この後は、涙に視界が支配されて読み取ることはできなかった。


次の日、電車でいつもの席に微笑む君を見つけた気がした……

電車の君

ここまで、読んでくださったかたありがとうございました!
少しでも暇潰しになっていたら嬉しい限りです。

閲覧本当にありがとうございました。
良ければ、ご感想をお願いします。

電車の君

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-04

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