折れない健気さ

希望の芽はことごとく刈り取られ
地が大口を開けて待ち構えている
いくら足搔いても無駄なのだから
はやく堕ちてこいよ、と。

俺の中には二つの選択肢がある
一つは希望の芽を育て直すこと
もう一つは奈落に失墜すること
二つに一つだ。

希望が潰えた人間が
ふたたび希望を抱くには一体
どれだけの歳月を要するのか。

失意の底に沈んでもなお希望を
暗中模索する人間は健気だ。
折れない健気さこそ報われるべきだ。

折れない健気さ

折れない健気さ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-02-24

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