空っぽの箱

空っぽの箱に
出会いも別れも詰めてきた
出会いはプラスで
別れはマイナス
だからこの箱がいっぱいになることは
永遠にないだろうと思っていた
でも、訪れる別れが
出会いを消してしまうことなどなく
いつしか空っぽの箱は
いっぱいになっていった
もう無理だ
これ以上詰め込んだら
僕の心は張り裂けるだろう
けれど誰かと出会うたびに
僕の心は少しずつ広がっていった
これから先の出会いも別れも
すべて受け入れられるかのように

空っぽの箱

空っぽの箱

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-02-10

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