同化と硬直
私は自分の病気を愛していた。
(イタロ・ズヴェーヴォ『ゼーノの意識』)
ああ何たる屈辱、何たる足枷。
俺には何もかもが足枷となる。
その重い枷を引きずって
一体どこへ向かえというのか?
俺には行き場などないし
帰るべき場所もない。
ただ虚しさに身を放擲して
この身が腐るに委せるまでだ。
ああ、すべての栄華、栄誉は儚い
総じて儚く虚しいのだ、それらは
夢見られている時が最も輝かしい
手に入れる前から失うことを思う
そんな俺には関係のない話だ......
いかなる成長物語も、偉大なる叙事詩も
残念ながらもう俺の心を顫わせはしない
みな死すべき運命にあって、何故
達成感などというものに目が眩んで
成長などということを志したくなるのか
虚無主義に正誤は関係ない、それは
覆せない事実として横たわっているのだ。
同化と硬直