ときめく恋はカフェオレの香り チャプター2


恋にウトい主人公の結奈(28歳)が、ナイトクラブでイケメンの男性と知り合う・・・。
その後、どうなったのか・・?!

男性に声をかけられて、どうすることも出来ない結菜であったが、ここは場離れしている友人:琴葉に任せちゃった。まずは琴葉も入れてて、3人でビールとチーズクラッカーのおつまみで乾杯する。

琴葉が聞き出してくれたが、、(さすが、男慣れしていて頼もしい)
名前は、笹原蒼空(ささはらそら)さん、28歳・・・。
なんでも昼間はコンビニ店員で、気休みに夜のナイトクラブに遊びに来てるって、、話してくれたのだ。コンビニ店員って接客で大変そうだものね。


蒼空(そら)くんは女性慣れしているせいか、大人っぽくて、結菜たちと同年代には思えない。
30分も経つと、急に琴葉は「ちょっと、気になる男の子に話しかけてくるね!」と言って、なんと蒼空くんとふたりっきりにさせられたのだ。。


『ま、まずい、、こんな状況で、何を話せばいいの‥?!』

結菜の心の声が、聞こえてきそうだ。琴葉は、耳元で「がんばって、」とウインクをして去ってしまった。実は琴葉は幼稚園の先生なので・・こういう時は「自分でしっかりやってね」という教育方針なんだろうか・・。

ああ、こんな時・・・・もっと化粧でもしてくれば良かったな、、


よりによって男の子と話すと思わず、ノーメイクで地味目のワンピースでふらふらと来てしまっていた結菜である。20分も蒼空くんと話してみると、、見かけよりも真面目で、弟がいるらしく「あいつは心配なんだよね」と顔をくもらせている。遊んで見えるけど、けっこうナイーブでや弟思いな面もあるのが、結菜にとっては安心できる。


それに、私にもしっかり者だけど妹もいるし、会話しても話題が合うんじゃない・・・?

(しっかり、脳内で計算している結菜であった (笑)

それを知ってか知らずか、蒼空くんは今度は昼間にデートしない?と誘ってくれたのである。結菜は、崖の上から「まるでバンジージャンプをしたかのような」衝撃が走ったのだ・・!!
『えっ・・??こんなイケメンの蒼空君とデートだって・??困るけど、嬉しいよ・・。』

私にも恋の春が来たのね、、けっこう、恋って簡単じゃない?フフフ。


恋愛経験が無い結菜は、、若い男性が本当に交際したいのか、ただ若い女性の身体が目当てなのか。。。理解できるはずも無かったのだ・・。


ーー自宅に戻り、3歳年下の妹:円香(まどか)にだけ打ち明ける。
びっくりする妹だが、反対すると思ったらにっこり笑い、
「これで、お姉ちゃんも大人になれるね」って肩をたたいてくれたのだ。

円香の言うことには彼氏の家に行って遅いときは、両親にはアリバイ工作してあげるってことと、もう少し化粧をしたほうが良いよ、、って説教されてしまった。まあ、円香が味方になってくれればデートで遅くなっても家に入れるし、持つべきものは心強い妹であった。


『まどちゃん、ありがとね、いつも喧嘩もするけど助かるわ』

そっと胸の中で感謝する結菜なのだ。(たまには、良い姉を演じてみるかな・・今度、ケーキでも買ってきてあげよう。)

それから、蒼空くんとデートすることになった。はじめての昼間のデートだったが、遊び好きの蒼空くんらしく行きつけのゲームセンターまで車に乗せてくれた。。。緊張しているのか、どことなく無口である。

ーーな、なのに、ゲームセンターは定休日だったーー


そんなこと、気にしない、蒼空くんの脇にいられるだけで!

2人の時間が嬉しくて、結菜は一緒に車内で音楽を聴くだけで、胸がときめいてしまったのだ。

‐‐ーーこの恋が本物なのか、蒼空くんが悪者なのか、、?誰も知らない。


蒼空くんは、社会人になってからコンビニ勤務で帰りが遅いので、1人暮らしをしていた。2回目のデートの後、蒼空くんに、「紅茶でも飲んでいかない?」と誘われて、、アパートに入っていく結菜。グジャグジャの靴下や、干してある下着を隠す蒼空(そら)君をみて、「こんな情けないとこともも有るのね」と安心する結菜だが。


そこで、一通のハガキを見てしまう。。まるで(後で知ったのだが、、)見てはいけなかったものみたいだ。


  (ハガキの文面・・)

ーー『蒼空くん、元気ですか?この前は、遠くまで来てくれて嬉しかったよ、2人で乗った自転車、
   楽しかったね。。また、夏休みに待ってますね。。。 亜優より 』

恋にウトい結菜は、そのハガキを蒼空くんに差し出して、「妹さんもいるのね・・?遠くに住んでいるの?」と無邪気に聞くのだった。。その時の蒼空くんの焦った表情は、何ともいえなかった。


それから、蒼空くんは紅茶は切れているってことで、カフェオレを準備してくれた。蒼空くんの横顔を見ながら、温かいカフェオレを堪能する。

結菜にとって、男性とふたりきりでお茶とか飲むのはあまり無く、ちょっと気恥ずかしいが贅沢な時間を共有しているようで嬉しいのだ。
(過去にも、会社で40代のおじちゃんと番茶くらいは、飲んでいたが・・。)


蒼空くんのカフェオレを入れたカップから、ミルクの香りもしてきて・・満足する結菜なのだ。


カフェオレを飲んで、、、なんとなく、静かになって気まずくなった後で、結奈は、、蒼空くんにキスされてしまった・・・。もう28歳だけど、結菜には初めてのキスだったのだ。

『最初だから、優しくね』
どこまでも、結菜を気遣う蒼空くんだった。

この恋が、ずっと続くのかは結菜には判らない・・。

蒼空くんと結菜は、これからどんな展開を迎えるのだろうか・・

ときめく恋はカフェオレの香り チャプター2

ときめく恋はカフェオレの香り チャプター2

  • 小説
  • 掌編
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  • 全年齢対象
更新日
登録日
2026-01-09

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