詩終 102 (微光)


明るかった空が暗くなっていく頃
光る
星を見つけた時のように
人はぽつんと
何かに気づくものだ

その星は
手にすることができる
見失わないうちに
あなたが手を伸ばすならば

それは内側で光るだろう
あなたはランプになる
静かに灯り
辺りをわずかに照らす

詩終 102 (微光)

詩終 102 (微光)

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-12-16

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