真空の比喩 92

私はここで立っていることを
いくらでも嘆くことができる
深刻になれる
立っているだけ
何も起こっていない
これは一例

ことができる
そこには選択がある
選べば
ここから離れてしまう
ここにだけ私はいる

真空の比喩 92

真空の比喩 92

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-12-09

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