真空の比喩 82
ぼくは為す。為すばかり。何も起こらない。いくらでもできる。為す、為す、為す…。為すか為さぬか、それだけのことだから。
あるのは選択のみ。選ぶか選ばぬか、それも為すこと。
ぼくを超えて、為すを超えて、何か起これ。ぼくはペンになりたい。ぼくには血が、切れることのないほどに、満ちている。誰かぼくを握れ。そして書いてくれ。ぼくは為さずに、流れてゆくのみ。
真空の比喩 82
ぼくは為す。為すばかり。何も起こらない。いくらでもできる。為す、為す、為す…。為すか為さぬか、それだけのことだから。
あるのは選択のみ。選ぶか選ばぬか、それも為すこと。
ぼくを超えて、為すを超えて、何か起これ。ぼくはペンになりたい。ぼくには血が、切れることのないほどに、満ちている。誰かぼくを握れ。そして書いてくれ。ぼくは為さずに、流れてゆくのみ。
真空の比喩 82