真空の比喩 27
ぼくがぼくを意識しているときほど
ぼくから遠いときはない
ぼくはそのままみる
ぼくはそれをかすめる
ぼくは確かにいる
ぼくは幻
ぼくはありのままだ
ぼくは偽る
ぼくは属していない
ぼくは属している
ぼくは交わる
ぼくは交わらない
ぼくは跡形も残らないだろう
ぼくの跡形は残る
真空の比喩 27
ぼくがぼくを意識しているときほど
ぼくから遠いときはない
ぼくはそのままみる
ぼくはそれをかすめる
ぼくは確かにいる
ぼくは幻
ぼくはありのままだ
ぼくは偽る
ぼくは属していない
ぼくは属している
ぼくは交わる
ぼくは交わらない
ぼくは跡形も残らないだろう
ぼくの跡形は残る
真空の比喩 27