真空の比喩 14


ただ歩いている
向かいから
虚しさが歩いてくる。
その人は無表情だった。


本を開くと、それは鏡だった。
自分が映っている。


はこんな人なのだ。

真空の比喩 14

真空の比喩 14

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-12-09

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