DAW

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DAWをこよなく愛する生活を送っています。
音符を打ち込み、本当のリアルな音触が発生する仕組みに凄いと驚くのです。
生のリアルな音を自由に好きなように選んで創り出す事ができる。
自分の脳内で鳴り響いた音響を実際にDAWで鳴らせて再現すると、うわーっと本当に演奏者に信頼を寄せて楽器を弾いてもらっている印象を受けるのです。
頭の中の楽譜が実際に鳴り響く快感に凄絶な聴体験をする。
鳴らしたい楽器を好きな音程と音触で奏でる不思議な初恋の如き嬉しき音色。
楽器が私のメロディーを弾いてくれて、美しく音色を響かせ色彩豊かに魅了する。
こんな美しい響きが私の感覚を喜ばせ恍惚に浸らせる。
私が作曲したメロディーをクラリネット奏者が弾いてふくよかで優美な音色を響かせる。
本当に奏者が私に聴かせてくれているかのように、柔らかな音色がふくよかに響き深遠な感慨に耽る。
次は第一ヴァイオリンに主題メロディーを弾かせると、色気と艶のある光沢がなめかわしく響き深く感覚に沁みこんでくる。
あー心より安心して満足できる音色です。
これまでCDで聴いてきた楽器の音色が、私の想うように好きなメロディーを演奏し集中して聴ける奇蹟の時空。
こんな楽器と集中し対話して聴く得も言われぬ喜び。
楽器が奏でる音は人類が長い間改良に改良を重ね築き上げた特性なのです。
美しく究められた響きが透き通り、聞く者を幸せの境地へと迎える。
本当に感情を動かし気持ち良くさせる楽器の響きとずっと向き合っていきたい。
まさにスタジオで演奏者に直に弾いてもらい、作曲者がそれを聴いて確認し音をチェックしている。
マスタールームに座り、音の出だしや出し方のニュアンス等を細かく指示し実際に奏者が弾いてくれる。
これがオーケストラ単位になれば、全てのパートを受け持った奏者に指示を出して弾いてもらい、それを私が指揮しているイメージです。
オーケストラの奏者は感性を動かされ感動する楽譜を弾きたいとの想いがあります。
演奏していて、やらされている感が無いように私は作曲しなくてはなりません。
実際に指揮して指示出ししているかのように感じさせる、このDAWは今物凄いリアルになっている。
スタジオでひたすら生のオーケストラのパートを奏でて指揮台に立てる喜び。
第一ヴァイオリンをもっとふくよかに分厚く濃厚に奏でて、トランペットに音量を上げて尖った鮮烈な響きを出してと指示する。
ヴィオラにはもっと甘美にじれったく寄り添って、フルートは甘く切なく美しくと指示すると、DAWの奏者はそれ以上の要求に応えてくれる。
チェロにもっとこう官能的で色気の艶を光沢に出して表現させ、コントラバスに芯のある強い野太い低音を要求する。
オーケストラが理想通りに麗しき音色を奏でる万感の思いを、私は受け止める。
DAWは神なのです。
こんなオーケストラと深く対話して喜びに浸れる無上の時空が訪れた。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-11-28

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