夢遊
はるか地平線まで伸びている
一本の道を走っている
もう何日も同じ景色が
ずっと続いている
太陽がゆっくりと昇って
反対側に確実に沈んでいく
だけど僕らの時間は
まるで止まっている
夜が濃くなり
信じられない数の星が瞬きだしても
朝が近づいて
その星々が淡く滲んでいっても
僕らの時間は
まるで止まっている
大陸の中心に広げられた赤土の絨毯
そこにあるはずのオアシスに
僕らは到達したいのだけど
行けども行けども景色は変わらず
走っても走っても
時間は過ぎていかない
夢遊
はるか地平線まで伸びている
一本の道を走っている
もう何日も同じ景色が
ずっと続いている
太陽がゆっくりと昇って
反対側に確実に沈んでいく
だけど僕らの時間は
まるで止まっている
夜が濃くなり
信じられない数の星が瞬きだしても
朝が近づいて
その星々が淡く滲んでいっても
僕らの時間は
まるで止まっている
大陸の中心に広げられた赤土の絨毯
そこにあるはずのオアシスに
僕らは到達したいのだけど
行けども行けども景色は変わらず
走っても走っても
時間は過ぎていかない
夢遊