外濠を埋めよう!(理智教育の補則に関する理智府告示 その十四)・書写教育に関する理智府告示
・・・理智教育の補則に関する理智府告示 その十四・・・
・生徒は、教員が次の何れかの中から選択し提示した主題に基いた特定対象物(問題物)を教員が設定する時間の範囲内に於て一つづつ考え選ぶ
❶特定の食べ物
❷特定の生き物
❸特定の国や地域
❹特定の漢字、特定の単語や言葉
❺特定の著作物
❻特定の名所やその他場所、施設
➐特定の乗り物
❽特定の歴史上の人物、特定の歴史上の出来事
❾その他教員が自ら提示するもの
2各生徒はその自ら選んだ問題物が何なのかを明言せずして他者に特定させるため、そのものが「有して居ない特徴や印象、性質など(暗点)」を非公開的に考え記してゆく
3各生徒一人一人の問題物はそれぞれ順に教員によって他の生徒全体への解答問題として出題され、解答は教員の指揮によって成るべく各生徒一斉に行うこととする
またその一斉解答は正答者が出るまで繰り返すとするがその回数は教員の判断による
尚、出題生徒は正答が出るまで、もしくは教員が解答を締め切るまでその問題物が何なのかを他に明かしてはならず、自らが考え記したそのものの暗点も他に公開してはならない
・本授業は紙類もしくは媒体類の何れかのみに統一して行われなければならない
・・・書写教育に関する理智府告示・・・
・学校教育に於て書写(習字)に関する授業は、詩学教育に附随して次のものが行われる
❶初筆(はつふで、4月の初旬もしくは当月内)
❷端午の筆(5月5日もしくはその近日)
❸七夕の筆(7月7日もしくはその近日)
❹菊の筆(9月9日もしくはその近日)
❺書初め(1月上旬)
❻雛筆(ひなふで、3月3日もしくはその近日)
➐日の筆(ひのふで、通年)
・初筆は学年初めに於ける意気込みや自他の心模様、それらに関する出来事などを表す一字もしくは短い言葉を書する
・端午の筆は日頃の趣味や楽しいこと、友人などとの想い出などを表す短い言葉を書する
・七夕の筆は将来の夢や願い事を表す一字もしくは短い言葉を書する
・菊の筆は家族や様々な人への想いや伝えたいことなどを表す一字もしくは短い言葉を書する
・書初めは新年への意気込みや心境などを表す一字もしくは短い言葉を書する
・雛筆は今の自分を表す一字もしくは短い言葉を書する
・日の筆は定期的にその前後の日々を綴る手記としての短い文章を書する
・書写に於ては教員が極めて粗末なものであると判断した場合を除いては、各生徒の筆字の美しさや規則正しさなどについて特段の指導などを加えないこととする
・日の筆を除く各一書写授業に於て各一生徒は均しく最大十枚の書道紙(理智府指定、短筆用)に書することができることとするが、最大五枚以上であれば教員の判断によって当該枚数を減らすことも妨げられない
・日の筆の各一授業に於て各一生徒は均しく最大三枚の書道紙(理智府指定、長筆用)に書することができる
・日の筆の実施間隔や一月間に於ける実施回数は各学校各教員の決するところによるが、通常は一月間に二回実施し両実施間隔を二週間以上空けることを目安とする
・各一生徒の書写作品は各授業中に於ける当該作品の中からその生徒自身が公開意思を示したものが公開され、各生徒は必ず各当該授業終了に伴って教員に対し当該作品の内一つへの公開意思を示さなければならない
外濠を埋めよう!(理智教育の補則に関する理智府告示 その十四)・書写教育に関する理智府告示