渡逢 遥
過去が息づくその時に
おれは不当な夢を見る
募(つの)り続ける寄(よ)る辺(べ)なさ
おれは甘美な傷を知る
おれは流浪(るろう)の詩人なり
おれは悔悟(かいご)の詩人なり
詩人の傷
渡逢 遥言葉に酔いしれよう
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