はきだめ

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こうしてインターネットの片隅でつらつら書いていても自分の文章が好きなわけじゃないし、少しでも読みやすいものになるよう心がけていてもそれに意味があるのかはよく分からない。分かる人にだけ分かればいいってスタンスがずっと憎いんだと思う、私はいつだってサービスをモットーとした人間でありたいし。そんな難しい言葉を使わないで、固有名詞で喋らないで、と思っていても固有名詞ばかり出てくるコントを観て馬鹿みたいに笑っているようじゃ何も変わらない

6/8

梅雨もすぐそこまで来て死の香りがする。雨の日に死んだ人間は報われなさそうだからせめて曇りの日にしてくれと思う、雨が降る度に思い出してほしいんだって言うのならそれでも構わないけれど。雨が降っていると海に身を投げた人はいつまで帰りを待ってもらえるのかたまに考えてしまうけどそれをいつから思うようになったのか、それがいつのことだったのかハッキリとは思い出せなくなってしまって、こうして人は幸せになっていくんだろうね。大切なことも覚えていなくちゃいけないことも本当にたかが知れている

7/11

何か欲しいものってある?と聞かれたら「あなたの生活のどこで私が生きてるか長ったらしい文章で説明してみせて、それで最後にはちゃんと死なせてね。」と答えてしまうかもしれない。それは欲しいものなんて何もなくて適当言ってるだけかもしれないし、あなたの手で私の死を安らかなものにしてほしい、死が安らかなものであると証明してほしいからかもしれないし単にあなたが私のことをどんな風に殺すのか興味があるだけかもしれない。トイレで首を吊る?浴槽で血を垂れ流す?海に身を投げる?それともあなたが私の首を絞めて殺すのか、知らない人に包丁で腹を突き刺されるのか。なんて、頭の中でそんな御託を並べながらこれ以上喋らなくていい理由を探している、言葉に意味なんてないから。

はきだめ

はきだめ

すべては祈りのために

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-10-05

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