死神の刃~must not be related to it~ 2章
定められた標的
――死神の刃――
それに少しでも関係してはならない・・・。
それに狙われたものは、すなわち死に至るのだから・・・。
●○定められた標的○●
それから、数週間後・・・。
カエデとハルがいる教室に、新しく転校生がやってきた・・・。
【先生】
「みんなー、席に付けー。転校生を紹介するー。」
【???】
「えっと、初めまして、佐々木 ミカです。」
転校生は女子。そして、、、美人だ。
【先生】
「えー、佐々木は親の仕事の都合でこの学校に転校してきたそうだ。」
【ミカ】
「今日からよろしくお願いします。<ペコッ>」
【カエデ】
小声:「・・・わわっ!ちょっ、見てハル!佐々木さんって、すごい胸大きくない??
スタイルいいし美人~!なんか憧れちゃうなぁ~。」
【ハル】
小声:「・・・・・・そうだねっ!<ニコォッ>」
【先生】
「えー、ちなみに、佐々木の席は・・・鈴村の隣だ。」
【カエデ】
「へぇー・・・。・・・ってエェ!?まじすか!?やったぁ!!!
ねぇ、ハル聞いた?私、佐々木さんの隣だよっ!」
【ハル】
「・・・よかったじゃない、カエデ!いいわね☆あんな可愛い子の隣の席で♥」
【カエデ】
「うんっ!ほんと、超ツイてるぅ~☆★」
【ハル】
「・・・・・・。」
{{授業中}}
【カエデ】
動作:ポイッ 手紙⇒ミカ
【ミカ】
心の声:・・・?なんだろ・・・。
【カエデ】
手紙内容:どもどもっ♪隣の席の鈴村カエデです!
ヘヘッ♡隣の席になれてめっちゃ嬉しいヨ☆
これから宜しくねッ!
P.S.
せっかくだから、校舎の中案内するよ!休み時間一緒に過ごそ♫
【ミカ】
動作:ポイッ 手紙⇒カエデ
【カエデ】
心の声:おっ!返信キタ━(゚∀゚)━!!!なになに・・・?
【ミカ】
手紙内容:うん、これから宜しくね☆
それと、案内おねがいシマース!
【カエデ】
心の声:・・・おおっ!結構ミカⓒってふれんどりー!!
よかったぁ・・・ⓦフツーに仲良く出来そう♪・・・仲良く・・・。
{{休み時間}}
【ハル】
「カーエデっ!一緒に図書室いこー☆」
【カエデ】
「あぁ、、、ごめん。今日はちょっと・・・。用事あっていけないんだ。。。」
【ハル】
「・・・用事ってなぁに??<ニコォッ>」
【カエデ】
心の声:どうしよう、言ったほうがいいかな・・・?
でも、言ったら絶対付いてくるよね、ハル・・・。
うーん、私は、ミカⓒと二人きりで話したいしなぁ。。。
【カエデ】
「うーん、まぁ大したことじゃないよ!それじゃっ、行ってくるねー☆」
【ハル】
「・・・え、あ、そう・・・。
・・・行ってらっしゃーい!」
ミカはまだ気づかない。
死神が、新しい獲物に狙いを定めていたことに・・・。
[...to be continued...]
死神の刃~must not be related to it~ 2章