うみはひろくておおきかった

久しぶりのおやすみ、
そして帰宅。

昨晩
またしても
上階の外国人家族が
深夜の大運動会を始めたので

もう
どうにもならず

外へ飛び出し
そのまま
海に向かいました。

海の傍で車中泊一夜。

水平線から昇る太陽は
寝過ごしてスルー
海は何処までもブルー
振るうのはマイハーツ

この海岸は
釣好きから教えて貰った
穴場。

見渡す限り
海岸線、しかも砂浜。

サーフ
サーフ
言ってました。

砂浜には
ハマグリの貝殻だらけ。

しかも
おっきーの。

買ったら幾らすんだ?!

と思わずにはいられない、
しかも
当たり前ですが
ぜんぶ国産。

盗りはしません、
けして。

釣好きから
再三注意もされております。

とはいえ

朝から
砂浜ランニングをして
汗にまみれ
それでも
着替えは常備しているので
お着替えして

帰ってきて

いま
焼き肉で
いっぱいやってます。

まあ
自宅なので
フライパン焼き肉ですが。

しかも

〇牛ロース
〇玉ねぎ
〇ピーマン
〇長ネギ

しかない。

とはいえ
十分に美味しい。

帰り道で
何店か
スーパーに寄ったのですが

焼き肉セットは
あるものの
すべて家族向け。

いわゆる
ファミリーパック。

こんなに要らない。

野菜も
カット済のは
いまいち
味が落ちますからね。

とはいえ
夏場に
そんなに買い込めない。

あと
ナスくらいは
欲しかったですが
まあ
もういいか、と。

それと
帰り道で
トマト農園に寄ってきました。

朝採りの。

たまたま
お見掛けし
吸い込まれるように。

そちらで
もう
トマトは
そろそろ収穫の時期も
終わるそうで

トマトの詰め放題というのを。

まあ
それほど
大きくも小さくもない
ビニールの袋を
手渡され
こちらに入るだけ、

と。

わたし
そういうの
やったことなくて。

初めての体験。

いや、
そんなに要らなくて
そこの
袋詰めのでも、と

店頭に並んでいたもの


お値段は
一袋600円也。

明らかに
詰め放題の方が得。

なので
数袋のみ
置いてあるのを
買っている人は皆無。

だから
当然
わたしも
どれだけ初心者で下手くそでも
これなら

得はするはず、と。


つい
トマト欲が。

わたしの前に
チャレンジしている
数名様の様子を
ソッと確認。

うーん、
潰さないように

とか

傷ませないように、

という
配慮と共に

やはり
気恥ずかしい、
と感じているものを

敏感に感じ取りました。


ならばトマトを無事には活かしつつ
そのマイナス感情のみ
徹底的にスポイルする。

旅の恥は搔き捨てる。

わたしは
マシーン。

トマトを詰めるだけに

その為だけに
生まれた
冷酷なマシーン。

自己暗示完了。

スーパーとは違い
ひとつひとつが
大きいの、小さいの
形もさまざま。

城の石垣、クスコの遺跡のように・・・
その隙間に
カミソリの刃1枚の隙間も赦さず・・・

ただひたすらに

繰り返す

ひとつひとつを吟味し

ただ

ひたすらに

丁寧に

細心に。

会心の出来・・・!!


その結果

歴代1位とのこと。

しかもただのひとつも潰さず。

これ
冗談抜きで
やってしまいました。

周囲も
ざわめくほど。


ウユニ塩湖3000ピース完成ほ
伊達じゃない。

思わぬところで
パズル的なスキルが
爆上がりしている。

詰めたあと
みな
重さを判定されるのですが

記録的にダントツだったそう

それまでの不敗記録を抜き

お店に飾る、とのことで
写真をお願いされました。

いや
ちょ

流石に恥ずかしい。

やめてやめて。

それなら
返すから
お願いやめて。


迷いつつ

折角詰めた
トマト欲が捨てきれず
写真を撮られ
帰ってきました。

トマト
こんなに
どうするの。

山ほどあります。



追記
2025/06/30
8:45

月曜日の朝から
職場1いや〜なお仕事を
押し付けられる。

そして
やはり
嫌な気分になった。

どうにか
この仕事の問題を直そう、と
思って
色々と頑張ったのですが

どうにもならない

どころか
そうしようとすればするほど
叩かれる


ので

もう
わたしも
私以外の人と同じく
誰かに押し付けることに
しようかと
考えてます。

ここまで
どうにも出来ないとなると
きっと
直したくない
私等では太刀打ち出来ない
強い勢力があるのでしょう。

もう
関わるのやめとこっと。

駄目なら駄目で
違う方向から
眺めて
違う手を打つ。

おっ!
アイデアが湧いてきた。

抵抗勢力を逆撫でせず
いったん
大人しくなったように
見せ掛け
むしろ奴等の増長慢を
活かしつつ
そこに問題点を注ぎ込むように
画策してみましょう。

うみはひろくておおきかった

うみはひろくておおきかった

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-06-29

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