ながいながい永遠

僕の頭の中を覗いてみてください
恐ろしく散らかったこの頭の中に
きみとか 希望とか そんな類の夢みたいなものが
まだあるのかどうなのかを
僕は確かめたいのだけれど
もう何も見えないんです
すべてがひとつのかたまりになって
ぼんやりと浮かんでるだけで
まるで真っ白な霞みたいな
嘘に包まれた真実みたいに
どんなに目を凝らしても見えないんです
でもそこに
夢みたいなものがまだあるのなら
それでいいんです
僕は納得して
ひきつづき僕の人生を歩いていきます

ながいながい永遠

ながいながい永遠

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-06-24

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