ロンピョー！・ホ～リツをつくろう(理智教育の補則に関する理智府告示　その四及びその五)

・・・その四・・・

・教員による管理監督の下に、各生徒は日常的に各自分自身と組や学年を問わないその学校の他の生徒それぞれの「いいところ」「評価すべき部分」「よくないところ」「評価できない部分」を自分の知って居る範囲に於て校聞書に書き綴ることができる　但し「よくないところ」や「評価できない部分」についてのものは、その理由や具体例とそれを改善するための自らの意見提案などが併記されて居なければ認められないこととする
２校聞書は筆者として書き綴り又それを編輯せんとするために当該生徒が当該行為をする場合を除いては教員のみによって閲覧確認することができるものとし、紙類もしくは媒体類の何れかによるものに統一されなければならない　また筆者として書き綴り又それを編輯せんとするときは当該生徒は必ず教員より事前に当該行為を行うこと自体への許可を得なければならない
３誹謗中傷や差別的言動や暴力的言動などによるもの、また筆欄の意見書込に於て現在教員以外にも公開されるものとされて居ることが認められる内容のものが校聞書の内容に含まれて居る場合は教員は校聞書よりその内容を省かなければならない
４教員は校聞書の内容の内、相手方に伝えるべきとして学校長が判断した内容を匿名の上、口頭を以て当該本人に伝達することができる　但し教員と生徒は常時その生徒自身による校聞書の内容に関する当該伝達を受ける意思の有無を共有して居なければならず、当該伝達を受ける意思の無い生徒に対しては当該伝達を行ってはならない　また当該伝達内容は如何なるものを以てしても新たに紙類や媒体類などに記録されてはならない

・・・その五・・・

・生徒は他の人が自分になると仮定した際に守ってもらいたい決り事(法律、禁止事項)を自ら作成する
※性別及び人種民族及び信教等の相違に関るもの、誹謗中傷や差別的行為及び暴力的行為等に関するものは何れも禁止する
２記録作成は紙類もしくは媒体類の何れかに統一され行われる
３決り事の例としては次の通りとする
❶＝人前では頑張るべきだが、それ以外に於てはこの限りでない
＝人前だけでなく、如何なる場面状況に於ても頑張らなければならない
＝何事も必ずしも頑張る必要はないが、自他の命や名誉に関る時などは例外とする
❷＝友達は沢山つくらなければならず、その上限は設けないこととする
　＝友達は5人ほどを目安とするが、可能であればそれ以上の友達をつくることも妨げられない
　＝友達は自分から積極的につくってはならないが、自ずと巡り合せなどにより出来た友達は之を拒絶してはならない
❸＝意見はとにかく誰よりも先に且つ多く述べなければならない
　＝自分から積極的に意見する必要はないが、求められたときは充分に意見しなければならない
　＝自分がよく理解したり関心があったりなどする事柄についての必要な意見は必ずしなければならない
　＝何事にも基本的に意見する必要はない
❹＝納豆は如何なる理由を以てしても食べてはならない
　＝納豆は食べてはならないが、食べるものが納豆の他にないときはこの限りでない
　＝納豆には醤油の他にネギを程よく入れなければならないが、カラシは極微量とする
　＝納豆は白米に乗せるなどして食べてはならない
❺＝必要な水分補給を除き、夜中９時以降に於ては飲食してはならない
＝何時も飲食は自由とするが、腹部がだらしないと認められるときは朝昼晩に於て規則的且つ抑制的な飲食に努めなければならない
＝夜中9時以降に於て炭水化物類や肉類を摂取しないことを除いては、飲食は自由とする
❻＝特定の著名人、著作物、場所等のどれかを好きで居なければならない
　＝特定の著名人、著作物、場所等のどれかを好きになってはならない
　＝特定の著名人、著作物、場所等の或箇所を好きになっても良いが別の或箇所は好きになってはならない　　　　等々
４作成者たる生徒自身が教員との間に公開意思を共有して居ない限り、決り事は公開されず教員と作成者たる生徒のみが閲覧できるものとする　但し公開するためには前述の禁止諸事項に関する教員による必要な校閲に加え、次の各事項についての両者による相談協議に基いた必要な変更改善が行われて居なければならず、また公開中に於ても必要な校閲や変更改善は行われなければならない
❶生徒自身の健康問題に関るもの
❷生徒自身の死生観及び人命観に関るもの
❸生徒自身の景勝意識に関るもの
❹生徒自身の遵法意識に関るもの
❺生徒自身の学習意識に関るもの