詩を書こうと思った。
なぜかは知っている。
それしかできないからだ。

誰とも話せないし
好きな音楽だけを好きだし
僕のお腹が鳴って
口から言霊が出ていくみたいだ

気持ち悪い
これはやばいかもしれない
でもそれはいつか終わるから
今だけの我慢だ

吐いてもいいし
眠ってもいいし
死にはしないのだから
いつか死ぬんだから

これが詩なのか
これが死なのか
今は何もわからない
6秒前すら一瞬の昔

誰も君のことを知らないだろう
泣いている君のことを
優しい言葉なんて何も届かない
そんな君のことを

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 冒険
  • 青年向け
更新日
登録日
2025-05-24

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