自己分析をする上で大切な視点(美術館から感じ取れたメッセージ)
日々、自己分析を通して、自己理解を深めようと一生懸命頑張っている方へ
また、これから始めようとする方へ
日々過ごしていく中で、周りで起きている情報が多く、ついつい自分のことを後回しにしてしまうことはあるかと思います。
そんな時こそ、一度立ち止まり、自分を優しく大切にする時間を大事にしてあげてほしいなと、私は思います。
自分を1番見ているのは自分自身。
自分を1番大切に出来るのも自分自身。
自分を大切に優しく出来ると、心のゆとりができて、人に対しても優しく思いやりを強く持って支えられるゆとりが生まれます。
一生懸命頑張っている姿は、きっと誰か見てくれています。
その姿を見て、支えになっている人もきっといるかと思います。
本書を読んで、少しでも迷いの種が減って、何かのヒントや励みになれたら私は嬉しく思います。
【日々の生活でも大切な視点】
◾️実生活と結びつけて考えることが大切
①自己理解を深める
「なぜ自分はそういう風に感じたのだろうか」と自問して考えたり、「自分は今、こういう感情を抱いている」と、自分に意識を向けて認識することは、自己理解を深めていく上でとても大切であるということ。
また、自分の感情に意識を向けている間は、自分に集中し、周りの情報を断ち切る必要がある。
このことは、日々過ごしていく上で、「こういう風に感じている。じゃあ、こうしようかな」と、自己対処に繋がったり、
「周りに流されずに自分がやるべきことに集中する」という大切なスキルにも繋がっていくということ。
②他者への理解を深める
自分が感じたことに対して「相手はどう感じるのだろう」や「相手はどういう考え方なのだろう」という視点を持って相手を理解しようとすることは、コミュニケーションを取る上でとても大切。
コミュニケーションは、自分の言いたいことを主張する場所ではなく、相手を尊重し、理解し合う場ということ。
また、「もっとこうしたらいいのに」や「それは違うよ」、「何でそういうことをするの?」など、自分の中にある価値や基準で相手を当てはめないことがとても大切。
具体的に、「そういう風に感じたんだ」や「こういう時はこうしたいんだ」と、 事実として「相手を理解して受け入れる」ことが大切ということ。
そして、「自分がその立場だったらどう思うか。どう感じるか」と、相手の立場になって想像することも大切。
↓
具体的に、相手に伝える前に一度立ち止まり、「もし、自分がそれを言われたらどう思うか」と、想像し、確認してからお話しすることが大切ということ。
それらを踏まえた上で、「その人のために、自分には何ができるか」や「今の自分には何が出来るのか」と、自問して行動することが大切だということ。
最後に、
相手を変えようとせず、変わってもらおうと思わず、自分が変わることが大切。
【変えらること】
・自分自身の考え方や行動
【変えられないこと】
・相手の考え方や行動
↓
「変えられること」のみ焦点を当ててシンプルに考えていくことが大切ということ。
③「なぜ」の視点を持つ
「なぜ?」と、疑問を持つことは、そこから「自己理解・他者理解」を深めるはじめの一歩になる大切な視点だということ。
④観察力・洞察力・想像力を深める
観察や考察をする上でとても大切なのは、「客観的な事実」と「自分の感情を含む主観的な視点」はキッパリと2つに分けて考えること。
起こった出来事に対して、客観的事実と主観的視点を分けて考えられると、論理的に推論することができる。
論理的に推論出来ることで、落ち着いて物事を判断できるようになるということ。
⑤視野を広げる
絵画鑑賞に限らず、物事に対して、細部に注意を向ければ向ける程、全体像が見えづらく視野が狭くなりやすくなるもの。
そのため、「全体」と「細部」をバランス良く意識することが大切ということ。
⑥柔軟で多角的な視点から物事をみる
「こういうことが考えられるが、反対にこういうことも考えられる」と、多角的な視点と柔軟な視点を持つことが大切。
また、「物事に対して決めつけずに、当たり前とも思わずに、全部を理解したかのような捉え方や判断」をしないことが大切ということ。
◾️誰かと一緒に行くと良い刺激になる
1枚の絵画を通して、相手と対話しながらコミュニケーションを取ると、大切な学びを気づかせてくれる。
まるでウエットスーツを装着して、「せーの」で一緒に海に飛び込み、海の底までどんどん潜水していくかのような深みを感じる。
そして、相手と過ごす時間は、相手がいてくれて「本当にありがとう」と、心から感謝したくなる大切な時間であるということ。
◾️美術館は何回も足を運ぶことで深みが増す
前回来た時よりも、さらに自分が想像していた物語の展開が進んでいる感覚があり、これも美術館に行く上で私の楽しみでもある。
私にとって、心休まる大切な時間。
自己分析をする上で大切な視点(美術館から感じ取れたメッセージ)
「人は1人では生きていけない。支え合って生きている。」と、日々感じます。
今回、美術館に一緒に行き、大切な学びを与えてくれた友人、そして、普段から私の周りにいてくれる方達には本当に感謝です。
また、私が不安でもがき苦しんでいた時でも、成長を見守って応援して支えてくださった方達にも、本当に感謝の気持ちで一杯です。
この気持ちが届きますように。
まだまだ道の途中。
その途中でも、冷静に、ゆっくりと穏やかに。
ありがとうございました。