架空戦記 2
『TRIANGLE-WAR Ⅱ』
この作品は自身の想像以上の仕上がりで、完全に神や天使、妖精が舞い降りて出来上がった創作物であると思っています。
主人公の青空が再び暗黒の王と対決するのですが、アース(地球の神)と統合して宿敵サタンとの闘いに挑む、そんな内容の物語です。
第一章が転生、第二章が聖戦となりますが、作者として最も伝えたいシーンは、やはり二章のクライマックスです。
槍で宙吊りとなったサタンに向けてアースが放つセリフ「お返しだよ」。
この瞬間、全世界の神・ゼウスも共に言葉を発する。ここに全てのメッセージが込められていると思っています。
人は目に見えるもの、触れるものしか信じなくなってしまった現代、神と呼ぶ存在を疑い、道に迷う。
人々を暗黒から救い光の世界に導くという最高神の深い願いを基に、私は一人静かに筆を走らせました。
「神も共に闘う」
この言葉を天から戴き、想像を超えた創作、イメージ以上の作品づくりに触れられたことをとても有り難く、嬉しく思います。
また、二章の始めにて青空にゼウスが融合し、松本城周辺を舞台に繰り広げる戦闘が本編での醍醐味ではないかと思う次第です。
城を背景に青空がサタンを背負い投げする。そんな映像が浮かんでまいりますが、読者の皆さんはどんな戦闘シーンが好みでしょうか。
私はこの作品を筆して、相当分の完全燃焼をしました。
今やこの身はもぬけの殻です。
架空戦記 2