握っていたものは…

心の奥深くで
握りしめていることを
うすうす感じていたけれど
見ないふりをしていたもの


   これを握りしめてるよ
   これどうするの?
   これからも
   この在り方を続けるの?


そして起こってくる現実
それを握りしめていた
私が作り出す現実


もう終わりにしよう


ゆっくりと拳を開き
宇宙に向けて解き放った


それは 光
様々な体験をさせてくれていた 光


ありがとう
今まで ありがとう

握っていたものは…

握っていたものは…

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-03-06

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