微妙転生 2話

え、

ここは・・・

アあ、そうか・・!
マチはおそらくは直ぐに忘れるであろう
転生直前の
こちら世界の神様とのやりとりを
思い出す。

そこは
恐ろしいほどの白の世界

こちらは
貴方の生前の世でいうところの
ライオンキング的な・・・
そういう世界となります。

しかしながら
魔法もありっちゃあり得るデス。。


その言葉に
戸惑うマチ。

ライオンキング
この前
観てて寝ちゃったんですよね、
なので
あまり
覚えてなくて

その言葉に
神は食い気味に答える

なら
手塚作品のジャングル大帝でも
よろしい

世界の隅々まで周知させるかの
如くに

そう昭和の行く年来る年
を彷彿とさせ
除夜の鐘鐘の様に響く
異世界の神の言葉に

すかさず
やめてやめていう

マチ

それは
とてもとても微妙で
繊細な事柄なので!かみさま?!
もう
わかりました、
分かりましたから!!

そして
語るでもなく
自然と
染みる様に

そのマチの魂へと
異世界のチュートリアルが
流れ込んでくる

そして

薄れゆく
マチの意識に

異世界の神が告げる

貴方には・・

この世界では
最強の猫種として・・・

相応しき猫科・・・

猫王の・・・

そ・・の・・・種族とし・・て・・・・

微妙転生 2話

微妙転生 2話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2025-02-04

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