ミクスド的ケイオス

---ミクスド的ケイオス---

毎日朝早く、僕らは出発する
唯一徒歩で行ける宇宙へ

瞳を通して その世界は見えるけれど
実質曖昧なモノである。

僕ら生徒はロボットのように、宇宙の一部で、それが持つ時間に支配されながら、なんとか生きている。

区切られた座席
黒板の前の意図的な聖域

資本主義が産んだ
主の支配によるロボットを服従させるシステイム

アカデミアの時代より
呼吸を続ける宇宙は

限りなくミクスドでケイオスで
僕らがそこでいかに脆弱であるか

支配的な空間であるかを知る

弱者による弱者の排斥も
そこでは無意味だばかものよ


支配者はお前ではないのだから

ミクスド的ケイオス

ミクスド的ケイオス

  • 自由詩
  • 掌編
  • 時代・歴史
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-01-25

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