暁の涙に

そうかな?

暁の涙に 意味を成すのは。

三葉を紡いで、四葉にする。
狡猾煌々として煌めく薄暗く。
永遠の瞬間を詰める。暁。
孵化したままのばかりの永遠が
君に追いつくまで何分何秒?
永遠が追い付くまで!僕は光の中を走り続ける。墓の中に君がいる。
そう思うと楽になる。けどそんな事よりも、何よりも、君が大事に思っている心臓を砕いてしまったことを謝りたい。
マクロもミクロも、君の前では濁点に過ぎない。
赤ちゃんのままでいたいのに!
いつの間にか永遠の狭間で消えていた
古今東西、西も東も、海の方向も。
天使と天国は一緒にいるのかな?
逢いたいから、君に瞼をつむらせる。
不安信号が赤に点滅する。
屈んで君に優しくする。
膨らんだ寂しい欲望が、暁に照らされていて綺麗だ。
海に放り投げておいて。赤いもの総て。
君の欲望も全て、雨に1粒、
君の横に1粒落ちた。涙の腐敗臭に
君を汚す涙に、蹴落とされないで。
後悔なんてないよ。
雨に打たれる君を
どうか天の神様が、あたたかく包みますように。
後悔なんてない、
全てに、僕は愛を贈るよ。

暁の涙に

うん、そうだよ、きっと。

暁の涙に

涙の意味を考えた時、人は強くなれるんじゃないかな

  • 自由詩
  • 掌編
  • 冒険
  • サスペンス
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-12-20

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