抑鬱者の世界
喪の悲しみは
耐え難いまでに広がり
実存を蝕む
容赦なく
閉じられた生の奥底に眠っているのは
触れるのも躊躇うほどに膨張した怨恨
何への?
何もかも。
抑鬱状態の頭では
世界を適切に認識することはできない
適切な世界などないのかもしれないが
死んでいるも同然のこの状態で
なおも存在をつづける意味はあるのだろうか?
意味のない存在を、世界は許容するだろうか?
抑鬱者の世界
喪の悲しみは
耐え難いまでに広がり
実存を蝕む
容赦なく
閉じられた生の奥底に眠っているのは
触れるのも躊躇うほどに膨張した怨恨
何への?
何もかも。
抑鬱状態の頭では
世界を適切に認識することはできない
適切な世界などないのかもしれないが
死んでいるも同然のこの状態で
なおも存在をつづける意味はあるのだろうか?
意味のない存在を、世界は許容するだろうか?
抑鬱者の世界