朝になったら、
朝になったら、
あさはかだと知っていた、心の声を知っていた。
記憶の彼方にきみがいて、嘘のように淡い色。
鉄の錆びた音がして、きみは軋んだ歯車のようだ。あさはかだったのは、僕の方だ。
闇を視るのに長けていた、平和な日々を夢見たの、悲しみの器には足りないと、きみにだけは言って欲しかった。要の器。
朝になったら、
あさはかだと知っていた、心の声を知っていた。
記憶の彼方にきみがいて、嘘のように淡い色。
鉄の錆びた音がして、きみは軋んだ歯車のようだ。あさはかだったのは、僕の方だ。
闇を視るのに長けていた、平和な日々を夢見たの、悲しみの器には足りないと、きみにだけは言って欲しかった。要の器。
朝になったら、