自分より他人のために

初めて書きました。最後まで読んで下さい

桜井龍介の正義

ー昼休みー 友達がこんなことを言いだした。 「なあ、皆友達が死にそうなとき、自分が犠牲になってでも助ける?」ほとんどの人が“助けない”と答えた。それに対し僕、桜井龍介はつい、キレて「皆自分のことしか考えてないのかよ!!自分が助かりゃいいっていうのかよ!!」とどなってしまった。しかし、皆は「当たり前じゃん」といった。僕は絶望した…『何故皆は自分のことしか考えないのか。確かに自分以外にも友達を助けて自分は助からない方を選んだ人もいた。けどそんな自分のことしか考えない奴しかいないなんて…』そんなことを考えていた。 自分はいつも人を助けている。見返りないなんていらないとにかく助ける。そういう心が自分にある。勿論そうなったのにも理由がある。
ー10年前ー 自分の家で火事が起きた。母「だれか、わたしの子供を!龍介をたすけて!」じぶんは4歳、逃げることは難しい。さすがに死んだと思った。そんなとき、1人の男性が助けに来た「いま助けるからな!!」と言って助けてくれた。僕は助かったのだがその男性は重傷になった。心配しながらそのとき思った。自分も自分が傷ついてでも人を助けることのできる人になろうと…               だから、僕は人を助ける。この自分のことしか考えてない奴が大勢いる社会の中で…              

ー放課後ー 帰る途中、とんでもない事件に遭遇した。銀行強盗だ。それを知った僕は助けることだけを考えた。数分後…銀行強盗「大人しく金をだせ!さもないとこいつらの命はないぞ!」自分は何も考えず、現場へとびこんだ。強盗のとこに行くまでに足と腕と肩に一発弾丸が当たった。それでも諦めずに強盗のとこまで行き、蹴った。強盗「うわぁぁぁ…ごふっ」強盗は倒れた。警察「何やってるんだ!危ないじゃないか!君!」僕は怒鳴り返した。「なら、聞くが、何故本職のあんた達が動かない!」警察「それは…人質が…」桜井「ああ、確かに人質が危険だ。でもな、危険にさせずに助ける方法だってあるんだよ!!警察「そんなのあるはず…」桜井「ある!今のがそうだ。一時的に気絶させるツボにキックしたんだよ 強盗が一人だから助かったぜ!」   警察は呆然としている ー数日後ー 僕は警察から賞を貰うことになった。しかし、断った。なんでかって?僕は自分的に人として当たり前のことをしただけだからさ。

自分より他人のために

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自分より他人のために

桜井龍介は学校で他人をいつも助けている正義感の強い中学生。昼休みに友達と話してキレてしまう、そして、ある日の学校の帰りにとんでもない事件と遭遇する… 友達と話していてキレた訳とは!? そして、とんでもない事件とは!? 正義感の強い1人の少年の物語。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-01-22

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  1. 桜井龍介の正義
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