機械的独白

すべてが記号にみえて
自分が装置のように思える
正しいのか
この思考は
この感情は

いつも同じ行き止まりに阻まれる
俺が学習しないのか
しても無駄なのか
出口なし
ここが墓場か

もっと
恥をかけばよかったよ
こんなことになるくらいなら
もっと道を外してくるんだった
つまらない観念に陥って
こだわって
何もかも損ねて
くだらない道のりだった
入口すら振り返りたくない
ふざけた人生だ

機械的独白

機械的独白

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-08-26

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