近衛府及び本軍及び藍軍及び人命警察隊についての註釈

・近衛府及び府下部隊の正旗は天皇旗とする

・本軍及び藍軍及び人命警察隊の共同旗は次の三種とし、それぞれに併記された機会場所に応じて使用される
❶正軍旗(白地に赤い日の丸を中央にして十六条の同色の光線)　各軍隊合同時又は統合作戦時
❷海上旗(白地に赤い日の丸を中央からやや左にして十六条の同色の光線)　海上に於て
❸陸上旗(白地に赤い日の丸を中央にして八条の同色の光線)　陸上に於て
❹空上旗(白地に赤い日の丸の上半部を中央下にして八条の同色の光線)　空域に於て

・本軍の軍旗及び各部隊旗は次の通りとする
❶本軍旗(本軍全体旗及び本隊旗及び航空機動隊旗、濃藍の生地に赤い日の丸を中央にして八条の同色の光線)
❷陸戦旗(本軍陸戦隊旗、濃藍の生地に聴色の日の丸を中央からやや左にして八条の光線)

・藍軍の軍旗及び各部隊旗は次の通りとする
❶藍軍旗(藍軍全体旗、濃藍の生地に水色の日の丸を中央からやや左にして八条の同色の光線)
❷海軍旗(藍軍海隊旗、水色の生地に濃藍の日の丸を中央からやや左にして八条の同色の光線)
❸空軍旗(藍軍空隊旗、水色の生地に濃藍の日の丸を中央にして四条の同色の光線)
❹藍色旗(藍軍藍色部隊旗、濃藍の生地に水色の日の丸の上半部を中央下にして四条の同色の光線)
❺聯合旗(藍軍特別聯合部隊旗、濃藍の生地に承和色の日の丸を中央からやや左にして八条の同色の光線)

・人命警察隊の隊旗及び各部隊旗は次の通りとする
❶人命隊旗(人命警察全体旗及び人命機動部隊旗及び国際人命部隊旗、赤紅の生地に水色の日の丸を中央にして八条の同色の光線)
❷人命護国旗(人命全国部隊旗、水色の生地に赤紅の日の丸を中央にして八条の同色の光線)

・近衛府に於ける階級は次の通りとする
❶近衛大将(近衛府下部隊統合長)
❷衛将(近衛府下各部隊長)
❸衛曹(近衛府下部隊の兵曹長及び軍曹及び兵長)
❹近衛兵

・本軍に於ける階級は次の通りとする
❶大将(本軍及び藍軍の最高司令当事官、本隊の長)
❷中将(本軍の上級将官、本隊の参謀、陸戦隊及び航空機動隊の長)
❸少将(本軍の将官、陸戦隊及び航空機動隊の参謀)

・藍軍に於ける階級は次の通りとする
❶大将督(藍軍の最高指揮官、海隊及び空隊の長)
❷将督(藍軍の上級将官、海隊及び空隊の参謀、特別聯合部隊の長及び参謀)
❸正将(藍軍の将官、藍色部隊の全体長)
　将(藍軍の将官、藍色部隊の各部隊長)
❹督(藍軍兵曹長)
❺律兵(藍軍曹長及び軍曹)
❻藍兵長(藍軍兵長)
➐藍兵卒(藍軍兵)

・人命警察隊に於ける階級は次の通りとする
❶人命総将(人命警察隊の最高司令当事官、人命機動部隊及び人命全国部隊及び国際人命部隊の長)
❷人命公将(人命警察隊の全体参謀、人命機動部隊の参謀)
❸人命参将(人命全国部隊及び国際人命部隊の各参謀)
❹人命令将(人命警察隊准士官)
❺人命大監(人命警察隊兵曹長)
❻人命准監(人命警察隊曹長及び軍曹)
➐人命参監(人命警察隊兵長)
❽人命兵

・近衛府の制服は次の通りの配色とする
❶白(衛将以上の基調)
❷灰色(衛曹以下の基調)
❸紅色及び黄色

・本軍の制服は戦装を除き次の通りの配色とする
❶白縹色(基調)
❷濃藍
❸赤

・藍軍の制服は戦装を除き次の通りの配色とする
❶濃藍(基調)
❷白縹色(督以上)
❸水色(律兵以下)

・人命警察隊の制服は戦装を除き次の通りの配色とする
❶赤紅(基調)
❷白縹色(人命令将以上)
❸水色(人命大監以下)

・栄誉禮、儀仗、禮砲、観兵式及び観艦式、その他軍事的式典は基本的に廃止される　外賓に対する儀禮としては堵列が引き続き行われるが、その際の禮法は新たな敬禮法に基くものとする
・近衛府及び本軍及び藍軍及び人命警察隊に於て、所謂挙手による敬禮は行われない　敬禮に際しては何人も必ず脱帽することとする　またこれについては警察に於ても同様とする　但し国外に於て国際儀禮上特に必要と認められる場合は本軍及び藍軍は挙手による敬禮を行うことができるが、その敬禮は基本的に旧帝国海軍及び旧海上自衛隊に於ける挙手による敬禮を踏襲することとする
・前述の例外的な挙手による敬禮の場合も含めすべての敬禮に於て体に添え付ける拳は之を開きすべての指を完全に伸ばした状態にせねばならない
・天皇に対しては、６０度の敬禮を行う
・皇族等に対しては、４５度の敬禮を行う
・日章旗等及び国軍旗等及び国歌等及び国軍機艦等及び外国元首及び外国王族及び相当の外国武官及び外国旗外国歌等及び外国軍機艦等及び外国軍旗等に対しては、３０度の敬禮を行う　また前述以外の外国要人等に対しては、１０度の敬禮を行う
・葬禮に於ては、４５度の敬禮を行う
・以上の他、通常に於ては１０度の敬禮を行う