ただよう

私はただよっている
冷たくも暖かくもない何かにただよっている
下は深い夜がどこまでも続いている
上は遠くに光が見えて辺りを夜空の色に色取る
私の意識は覚醒しているようで眠っている
意識は見えないなにかに流れただよう
私はそれのなかにつつまれている
流れただよう繰り返しの中
私はそこにいる

ただよう

ただよう

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2024-07-27

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